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  • ishikawagriefcare

グリーフケアカフェをしました。

更新日:2023年7月10日


今回もいろんな話をお聞きしました。 グリーフの状態にある人は この状態ではいけないと思うことがあります。 人からの 「いつまで・・・」 「そろそろ・・・」 の言葉に落ち込み、傷つき そんな状態がいけないと思いあせったりします。 グリーフの流れを知ること。 自分の今の思いを知ること。 それが大切だと思いました。 今回のお話の1つを参加者の方の許可をいただき掲載します。

残されたメッセージの意味を感じる


いろんな話をしていく中で、参加者の一人の方が 何度か同じような言葉を発せらていたのです。


区切りをつけたい 一周忌までには気持ちの整理をしたい 変わらなければ その言葉が気になったので 「一周忌をとても気にしてらっしゃいるよう聞こえてくるのですが、 何か感じているものがあるのですか?」 周りから言われるからと言われたのですが、 それだけじゃないような気がして 「気になることがあったら話してみませんか?」とお尋ねしました。


そうすると亡くなったお母様が残されたメッセージのことを話されました。 お母様がエンディングノートに書かれていた言葉は 「素晴らしい人生を歩んでほしい」でした。 その方は、この言葉をどうのように解釈すればいいのか迷っていました。 素晴らしい人生とは? 母の求めている素晴らしい人生とは? 素晴らしい人生にするためには、今の状態ではいけない。 変わらなければ。。。 と語られました。 お会話を聞きながら あらためて「素晴らしい人生」について感じてもらいました。 私もどのようなことだろうとその方の出てくる言葉を待っていた時 私の頭に言葉が浮かんできたのです。 そして、今 言葉が浮かんできたのですが、お話しても良いでしょうか? と尋ね、お伝えしました。 それがこれでした。

自分でもなぜこんな言葉が浮かんできたのか驚きでした。 その方は言葉を聞きしばらく沈黙されていました。 その後、 「そうですよね。母はこのままの自分で良い 変わらなくて いい そう思っていると思います。」 と言われました。 自分も母親 頑張ってきた 頑張っている子供を観ていたら、 「そのままでいいよ」 そのままで素晴らしいと思うだろう。 場から「お母様からのメッセージですね」という言葉がありました。 私を通してメッセージを託したのかなと思いました。 このように自分の思いを出すこと語ることで 自分の思いを発見したり、 人の言葉腑から落ちたりすることがあります。 自分の語ることの大切さをあらためて思いました。




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