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子どもの日。子供のグリーフのこと。

今日は子供の日。

子どもの成長を祝う日ですね。 子の成長を一番楽しみにして、1番に喜ぶ人。多くの場合それは親だと思います。 そんな喜びを受け、子どもはさらに成長をしていく。

そんな中、親御さんを失ってしまった子供にとっては、この日は辛い日となる場合もあります。 友人たちの様子をみて比べての哀しみ。 以前はこうだったのになという記念日反応。 子どもは幼くても大切な人がいなくなった、失ったということは周りの雰囲気などで感じ取ります。 自分の感情を言葉や涙で表せれる年齢なら、大人も理解しやすいのですが、 語彙や表現する力がまだ少ない年齢だと、哀しみとは違う形で表してしまうことがあります。そのため哀しみ=泣く・落ち込むという思い込みがある大人にとっては、まだわからないんだと思ってしまいます。さらにその行動を叱ったりする場合もあります。 傷ついている心・悲しむ心を表せるようにする。 その為に良いと思うのが絵本です。 石川グリーフケアの会のニュースレターにも今年の初めから絵本を紹介しています。 哀しみを知る・癒すことを物語が伝えてくれます。これは大人の方にも良いと思うので、ニュースレターにお伝えしています。 今までにお伝えしたのは

グリーフに関連した部分があります。飼い猫のモモがなくなります。

・出会って良かったことを数える。出会って幸せになったことをみんなに伝える。それは、その存在を大切なものにすることを選んだことになる。

・泣き続けるには意味がある。その存在が決して軽いものではなかったからです。

この本の42~61ページは哀しみと共にいる方に読んで欲しいです。


くまさんが大切な友をなくしてしまったその後の様子が書かれています。絵本を通して、グリーフを抱えている方の心情、その人に関わる人達からの言葉に困惑する姿などを、くまさんのグリーフから知ることが出来ます。


          


友人に紹介されて読んだのですが、余命宣告をされたおばあちゃんが延命治療をせず家族と共に最後を迎えていく姿を猫の目を通して語られています。死とは?生とはを考えるのに良いと思います。



この本を知ったのは、長男(30歳)に読ませたのが始まりでした。その時は生の大切さを感じました。改めて読んでみると、犬という存在は家族以上の存在で、その存在を失うことの哀しさが理解できます。ペットを亡くされた方の気持ちを理解するのに、またペットを飼っている(来んような言い方も良くないと思うの

            ですが)方にも良いかもしれません。

このような特集もみつけました。 ここには、絵本のほかにグリーフの説明や体験談も書かれています。






グリーフをしることは命の尊さをしることでもあります。 今日は子どもに、自分の生 人の生の尊さを教えるきっかきに、このような絵本を買うのもいいかもしれません。 今日は、子どもに本を贈る日でもあるようですよ。


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