家族でのグリCafeをしました。
- ishikawagriefcare
- 2020年9月26日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年12月16日
哀しみの当事者にとって今の状態を知ることはとても大切だと思います。
石川グリーフケアCafeでは、語るだけでなく様子を見ながら、グリーフのプロセスのお話をします。
見知らぬ場所を歩いている時、地図があるとの無いのとでは心の状態が違います。
地図があると、今どこにいるのか。今からどこに向かっていくのかがわかります。
そうすると、安心感がでてきますよね。
グリーフも同じで、大切な存在を亡くしてしまうことは、そんなに体験することではありません。これは見知らぬ場所に降り立ったみたいなものです。
哀しみから表れてくる状態は、病気として表れると似ている所もあるので、「なんでこんな風になるのだろうか」と責めたり、自分がおかしいと感じたりします。
これは病気ではなくグリーフのプロセスなのです。
このプロセスをしることで、今 どの状態なのか、これからどのようになるのかがわかってきます。そうするとおかしくないということが分かり、心が軽くなるます。
このような状態を当事者が知ることも大切ですが、ご家族や周りの人が知っていると当事者の心がさらに楽になれます。
当事者と家族の方が理解してくれるといいな~と思っていました。
今回、ご依頼がありそのような場を作らせていただきました。
今のみなさんの心の中にあるものを語ってもらいました。
そして、プロセスの説明をして、その後 お互いの思いを分かち合う時間となりました。
こんな時間は大切だと感じました。
これからもこのような場もあると言うことを伝え、哀しみを理解し分かち合える社会になっていけばと思います。
この記事を読まれ、家族でグリーフをと思われる方がいましたら、ご連絡くださいね。

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